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執筆者の写真哲 酒井

ワンちゃんにあげてはいけない食べ物

更新日:2022年2月15日

人には安全でも犬にとっては非常に危険な食べ物の8っをご紹介します。

うっかり食べてしまう物も多いのでこれらの食品はワンちゃんの手が届くところに置かない様にしっかりと管理しましょう。



目次









1、チョコレート 

チョコレートに入っているテオブロミンが犬にとっては非常に有害です。

下痢や嘔吐呼吸の乱れや痙攣などを起こします。摂取量などによっては、ショック状態に陥り命に関わる事もあります。テオブロミンはカカオに含まれているので苦いチョコレートほどテオブロミンが多く含まれています。(ホワイトチョコ→ミルクチョコ→ビターチョコの順にテオブロミンが多く入っています。)














2、ぶどう(グレープジュース、干しブドウなども)

原因物質ははっきりとわかっていませんが皮に原因物質が多く含まれている様で、中毒症状がおこると嘔吐や下痢、そして急性腎不全を起すこともあり非常に危険です。

飼い主が目を離したすきにグレープジュースを飲んで急性腎不全を引き起こし尿毒症で亡くなったケースもありますので、ぶどうそのものや人が食べ終わったぶどうの皮などもワンちゃんが届くところに置かない様に十分気を付けてください。 





3、ネギ類やニンニク

ネギや玉ねぎ、ニンニクにはアリルプロピルジスルファイドと言われる有機硫黄化合物が含まれており、このアリルプロピルジスルファイドは赤血球を破壊します。

アリルプロピルジスルファイドは貧血や血尿、下痢、嘔吐を引き起こし重症化すると酸素が全身に行き渡らず呼吸困難になり命に関わる事もあります。拾い食いの癖のあるワンちゃんには調理時にはケージに入れるなど注意が必要です。

アリルプロピルジスルファイドは過熱しても消えないので玉ねぎやネギを使った料理(ハンバーグやパスタ、すき焼きの残り汁など)の残り物にも十分注意が必要です



 












4、コーヒーや紅茶、ウーロン茶、緑茶

コーヒーやお茶などにはカフェインが入っています。

カフェインは神経を興奮させる効果があり犬が摂取すると下痢、嘔吐、呼吸の乱れや痙攣がおこる場合があるので注意が必要です。

麦茶はカフェインが入っていないので大丈夫ですがミネラルが多いので薄めてあげてください。また腎臓の悪い子には与えない方が良いでしょう。





5、アボカド

アボカドにはペルシンと言う物質が含まれており、中毒症状を引き起こします。アボカドをワンちゃんに与えると下痢、嘔吐、体のむくみや呼吸困難を引き起こします。

一部のドッグフードにはアボカドを使ったものもありますが、中毒成分が含まれていな

い品種や果肉が使われているので問題はありません。生のアボカドは絶対にワンちゃん

に与えないでください。







6、マカダミアナッツ

原因物質ははっきりわかってはいませんがワンちゃんが食べると嘔吐や痙攣、元気がなくなってぐったりするなどの症状が出ます。 マカダミアチョコなどマカダミアナッツとチョコでどちらも危険ですので盗み食いには注意してください。








7、キシリトール

キシリトールはワンちゃんが摂取するとインスリンが大量に分泌され低血糖を起す危険があります。低血糖は非常に危険で意識朦朧となったりします。キシリトール入りのガムなどワンちゃんの目の届く場所に置かないようにしてください。













8、アルコール飲料

ワンちゃんはアルコールを分解する酵素を持っていません、したがって少しの量でも急

性アルコール中毒を引き起こしますので注意が必要で、お酒を飲んでいる時に人が酔っ

ていて管理が出来ず舐めたり飲んでしまったりする事も考えられます。また、ふざけて

与えてしまう事もあるようですので絶対に与えないでください。またお酒の呼気も危険

ですのでワンちゃんに顔を近づけないようにしてください。





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